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2008.04.01

「兵士が僧侶に変装!?」例のあやしい写真について

Chinesesoldiersposingriotmonks1あるサイトに思わせぶりに掲載されたのをきっかけに、あっというまに世界中に広まった「兵士が僧侶に変装!?」な写真。
ちょうど↓みたいなニュースが流れたタイミングとぴったり合ったこともあり、
「兵士が僧侶変装」ダライ・ラマ、中国関与の可能性示唆(asahi.com)
ほーら、やっぱりやってたよ、動かぬ証拠だ!
と釣られかかった方も多いはずだ。

が、この写真は以前からあった。
元々の写真の出所とされるTCHRD(チベット人権民主センター、亡命チベット人のNGO。ここの2003年の報告書の裏表紙に問題の写真が掲載されていた)にメールで問い合わせてみたところ、
「あれは映画の撮影シーン。
 僧侶が協力を拒んだので、彼らが袈裟を着て撮影した」
と明快な返事が来た。
現在、件のサイトにも、その旨が加筆されている。

あと、中国政府と対立関係にある宗教団体系のサイトに、
中国当局が騒ぎを煽った決定的証拠ふうの写真・記事が掲載されている。
初期の写真に写っていた人物が、ある時期から削除されたというやつ。
とても事実っぽいんだが、自信がない。
どこか別の新聞か何かが、写真から削除された偽装チベット人をラサで見たと証言した人(タイの華僑女性)に取材してくれないかなあ、可能ならば。

公安等の当局者が僧院に潜り込んでいるというのは、
チベットではよく聞く話だ。
騒乱を煽ったというのは、過去にはあったと聞いているし、
今回も、あったかもしれない。
限りなく、あったと思う。
でも並大抵のことじゃ証明できない。

動かぬ証拠がほしい。
虐殺を証明する衛星写真があるんなら、早く出してくれよー。
なぜ出さないんだ?
誰かが何かの交渉に使ってるのか?
隠してる間に、どんどんチベット人が捕まってくんだよ。
もともと何もないから出せないんじゃないのか?
と中国人に言われて反論できないのが悔しい。
そんな気持ちから、うっかりこの種のものに釣られそうになる危険は、
私自身も含めて今後もありそうだ。

中国の“ウソも100回言えば本当になる”式の物量作戦に負けないためには、
継続的・戦略的な対マスコミ燃料投下は欠かせないんだろうけど、
あっちのレベルにつきあって言動のクオリティを下げないよう自戒したい。

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Comments

もーーーー、今日出せばよかったのにね!
4月1日。
頭に血が上って損したよ。

Posted by: ばな猫 | 2008.04.02 at 03:07

アヤシイと評判の「大紀元」発の「タイ人が見た」云々の記事ですが、4/1のムーブ!で、上村さんが「ビデオで確認したが、確かに警察服に着替えていた」って言ってましたよ♪

Posted by: | 2008.04.02 at 18:31

YouTubeでおじさんが解説しています
http://www.youtube.com/watch?v=E0llXI9cXqo

Posted by: | 2008.04.02 at 21:57

テキサス親父キターーーーーー!!
亡命政府に雇われたプロのPRマンかCIAの工作員か?

Posted by: | 2008.04.02 at 23:28

申し訳ありませんが、そのTCHRDからのメールを詳しく教えてくださいませんか?
中国のsina.comなどでは、軍服のデザインが古いと書いてあるようですし、実際に画像編集を疑ったyoutubeの動画もあるようですが、いまいち専門分野じゃないので分かりません。TCHRDの年次報告書2003年の「裏表紙」はネットでは入手できますか?

Posted by: japanhandlers2005 | 2008.04.04 at 11:26

TCHRDからの返事です↓
As per your inquiry of the photo of soldier's in a monk robe is the movie making scene. The chinese were shooting and the tibetan monks have denied to co-operate with them. so, they are shooting in a monks robe.
他にも問い合わせをした人が複数いて、
同じような内容の返事です。
Annual reportは本文はネットで見れますが裏表紙はありません。
欧米の複数のチベット関係者によると、
あー何年か前に見たことある(笑)という反応でした。

Annual reportの現物があればスッキリするんですが、
TCHRDがメールで嘘をつく理由もなさそうだし、
こういう時期で先方も忙しいだろうから、そのままにしてます。

Posted by: 長田 | 2008.04.05 at 16:25

これはCHINA政府がでっちあげた自作自演の嘘写真です。これについて記事を書いたので、ぜひご覧ください。http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/41494473.html
これはダライ・ラマ亡命政府が指摘した写真とは違います。産経新聞も騙されたのです。馬鹿としか言いようがありません。「裏表紙」は偽者です。

Posted by: 眼とろん星人 | 2008.04.06 at 06:50

なんと言っても、現在チベットは中国の欠いてはいけない一部だ。
以上の話が嘘でも、本当でも、中国は自分の国土を守るのは当然だ。
中国の立場から考えてみたら?もし、いま北海道とか、独立と要求して、多くの人を集めて、デモして、公共施設を壊れて、周りの人の生活にどれほどの迷惑になるのか?

Posted by: | 2008.04.16 at 18:52

※上↑の匿名中国人さんへ

> もし、いま北海道とか、独立と要求して、
> 多くの人を集めて、デモして、……

◆ あくまでも僕の【個人】的な意見ですが、
もし、アイヌの人たちとか 沖縄(元琉球王国)の人たちとかが、結構な数で 真剣に「独立」とか「自治権」「独自文化」の保障を求めてくるならば、日本政府は何をさておいても真摯に話し合いのテーブルに着くべきだと、僕は ずうっと考えています。

それぞれの地域には、
【武力による併合の歴史】が確かに存在するからです。

「多数派の日本人に★今さら迷惑だぞ!★」
…なんてトンデモナイ! そんな問題ではない。

まして、
このチベットでの【現在進行形の殺戮】が
> 嘘でも、★本当でも、…当然だ
……なんて、それはちょっと言い過ぎでは?

Posted by: | 2008.05.10 at 19:01

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